V 1.1Workflow 設計の流れ

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工程 仕事内容 設計監理に発生する費用
問い合わせ相談、見学
・E-meil、電話、FAXなどでご連絡下さい
(一人で仕事をしている為、留守がちです。留守番電話の時、ご連絡先を録音していただければ改めまして、こちらからご連絡します)
無料
初期打ち合わせ
・敷地の確認
・ご要望内容や生活スタイル、ご予算の確認
・設計の考え方や仕事の進め方のご説明
・概算資金返済計画案の作成
無料

メールや電話などのご相談に応じていきます。その中で「自宅を見てみたい」「実際に会って話を聞いてもいいかなぁ」と思いましたら、是非遊びに来て下さい。
敷地図やご要望、予算のご相談がありましたら、その場でお答えできるかと思います。
また総予算がお決まりでしたら、概算資金返済計画書の作成もいたします。
建物本体以外に諸経費がどれぐらい掛かるかの目安を知っていただけると思います。

2 期間 : 2~3週間

工程 仕事内容 設計監理に発生する費用
プレゼンテーション
・打ち合わせに基づいた提案図面を作成
(配置図、各階平面図、立面図)
・建築法規の確認
(建ペイ率、容積率、斜線関係)
5万円(設計監理契約に至った場合、それに充当します)

より具体的な家に対するイメージがあり(矛盾していても構いません)、提案図面をご希望があった場合、有料となりますが提案図面を作成します。出来上がりましたら提案図面の内容説明を聞いていただき、これをたたき台にいけると思いましたら、設計監理契約を結んでいただき基本設計へと進むことになります。逆に「イメージと違う」、「考え方が合わない」と思われましたら、気兼ねなくお断りしていただいてもまったく大丈夫です。

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工程 仕事内容 設計監理に発生する費用
  設計監理契約 1回目 着手時
設計監理料の30%

4 期間 : 1~1.5ヶ月

工程 仕事内容 設計監理に発生する費用
基本設計
・建設地の敷地調査
・関係官庁法規チェック
・打ち合わせを繰り返しながら、基本設計の作成
(配置図、各階平面図、立面図、断面図、仕上表)
・模型を作成し、基本方針の確認
・工事費概算書の作成
地質調査費
(地質調査会社へ)

提案図面を基に更に建築主の夢や要望、生活スタイル等の諸条件を聞きながら納得し、満足するまで打ち合わせを繰り返しながら基本図面を作成していきます。
方針が固まりつつあるところで、模型や概算書を作成し、建物に対する形やイメージ、予算の共通認識をお互いに確認しながら、進めていきます。
夢がだんだん形になっていく、ひとつ目の大きな山と言えますね。

5 期間 : 実施設計 2~3ヶ月、見積依頼 約1ヶ月

工程 仕事内容 設計監理に発生する費用
実施設計
・基本設計を基に、打ち合わせを繰り返しながら各部仕上げの方針を決定
・基本設計、打ち合わせを基に、より詳しい実施図面の作成
(意匠図、構造図、設備図、外構図他)
・確認申請書類の準備
・その他許認可申請書類の準備
3回目 実施設計終了時
設計監理料の45%
見積依頼 施工業者の選定
・見積依頼作業の助言と協力(見積依頼書作成)
・官庁への申請
・見積内容の検討
・施工業者選定についての助言
 
・建築確認申請提出
確認申請手数料(別途)
* 許認可等関係官庁への書類提出 許認可申請手数料(別途)
* 住宅金融公庫の申請手続き 公庫申請書類(別途 書類作成費用 4万+手数料)

施工者の選定は
(1)当該工事に於いて信頼できる施工者への特命選定
(2)3社前後の施工者で競争入札によって1社を選定
の2通りがあります。

(1)については過去の施工実績を踏まえ、工法や施工難易度から当事務所が建築主に推薦するものですが、強制をするものではありません。また、建築主からお付き合いがある信頼できる施工者の指名もこれにあたります。
(2)については建築主、設計事務所がそれぞれ推薦する施工者に、無作為に選定した施工者を交え競争入札をするものです。
いづれにしても建築主と話し合いの上、決定します。
提出された見積書は建築主の立場でチェック、予備の調整や交渉をして建築主と相談の上、1社を選定します。
予算オーバーの場合は、一部設計変更を含め建築主が納得する金額まで調整をしていきます。このあたりが家づくりの一番大きな山でたくさん悩むところでしょう。夢を夢で終わらせない為にも大いに努力し、踏ん張っていくところです。
必要に応じて保険料の見直しや銀行の選定など、ライフプランを根本的に見直すこともお奨めします。工事金額の目処がついたら、図面を訂正し確認申請等の書類を提出します。

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工程 仕事内容 設計監理に発生する費用
  工事請負契約(建築主と施工会社)、当事務所立ち会い  

7 期間 : 4~6ヶ月

工程 仕事内容 設計監理に発生する費用
工事監理
・工事着手(監理報告)
(各工程の検査等の監理報告書を建築主に提出)
(各工程の現場打ち合わせ等を建築主に提出)
・地鎮祭・上棟式 (要望による)
・工事竣工
 

工事期間は建築主の代理人として、設計図や仕様書を基に検査や作業状況を確認し、そのつど写真と「監理報告書」を提出します。
また図面に表れていない納まり部分や作業手順など、施工に関する打ち合わせも「打ち合わせ報告書」として提出し、工事進行状況がわかるように報告して工事の不安の解消を心掛けていきます。また、使用材料の色、柄や設備器機、照明機器等を建築主と最終打ち合わせの上、施工者へ指示をします。工事中、建築主からの変更、要望についても、納まりや工事費の調整を行い、施工者へ指示をします。

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工程 仕事内容 設計監理に発生する費用
完成
・竣工検査
(1)官庁 (2)施工会社 (3)設計事務所 (4)建築主
・竣工写真撮影
・完成見学会(打ち合わせによる)
・引渡書類提出
(引渡書、鍵、連絡表一覧、施工業者一覧、機器一覧、仕上げ一覧、保証書)
・取り扱い説明及び説明書提出
・引渡
5回目 引渡時
設計監理料の25%

建物が完成したら官公庁の検査を行い、施工者の自主検査、設計事務所の検査をしたのち、それらの報告を含め、設計事務所と施工者立ち会いのもと建築主の検査となります。
手直し工事や残工事が生じた場合、全てが完了したのち、機器類の取り扱い説明を行い引渡書類を提出して、正式に引渡を行います。
これで夢を形にした自分仕様の家の完成で、いよいよ待ちに待った入居です。

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工程 仕事内容 設計監理に発生する費用
アフターケア
・1年目検査
・増改築、模様替え等の相談、アドバイス
 

家は完璧という事はあり得ません。住んでいますと不具合も生じてきます。
そのときは慌てず騒がず、ご連絡下さい。入居後は施工者と二人三脚でいつでも不具合な箇所があれば早急に対応します。また入居1年後施工者とお伺いし、建物全般にわたり不具合の有無についてお話をお伺いします。不具合な箇所があれば施工者と改善策を検討し、早急に対応するように指示をします。
また、経過年数を問わずライフスタイルの変化などに合わせた増改築、リフォームのご相談にも応じていきます。家と共に一生のお付き合いをさせて頂きたいと思っています。